いい加減にして! 思いつきで変わる人に苦労したエピソード3選
思いつきに振り回されるのは嫌すぎる…
■苦労した瞬間3選
思いつきで言うことが変わる人に苦労した経験を持つ複数の人物に経験談を聞いてみた。
①翌日オープンなのに
「温浴施設の立ち上げにかかわったのですが、オーナーが様子を見に来るたびに『花の置く位置が気に入らない』などどうでもいい指示を出し、対応に苦労していた。
スタッフのストレスが高まるなか、ついに翌日オープンなのに『壁の色が気に入らないから変えろ』と言い出した。日程的に無理だと店長が説得しましたが、かなり絞られたらしい」(30代・男性)
②仕様をコロコロと変えられる
「SEをしていますが、客の責任者が優柔不断で困った。仕様書通りに作って導入したシステムでしたが、情報システム部門と現場に乖離があり、不満が噴出。
すると、先方は話し合いで決めたにもかかわらず『どうしてこうなっていないんだ』とか、こちらに責任があるような言い方をし始めた。適当に謝罪しつつ、会社として仕様書通りに作ったことを主張すると、数カ月後には彼の姿はなくなっていました」
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■労働ルールの変更も…
③社長の思いつきで労働ルールを導入
「以前勤務していた社長が突然『社是』なるものを作り、毎朝社員全員で読むよう強要してきた。営業成績が悪かったからだそうで…。
挨拶を大きな声でするとか、始業前のラジオ体操とか、思いつきで次々にルールを導入。そのどれもが社員を締め付けるもので、退職者が続出。結局倒産となりました。これをやったら会社が潰れるかも、とは思いつかなかったようです」
いい結果を招くこともあるだろうが、不幸になることも多そうな「思いつき」。ひらめきを大事にしつつも、他人の意見にも耳を貸すなどしたほうがいいかも。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
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