『サンモニ』虐待に甘い国ニッポン 大宅映子氏「防げる命が奪われ怒り」
日本の虐待の法制度を世界と比較してみると…
■虐待に甘い国ニッポン
虐待への取り組みが進む国ランキング(出典イギリスエコノミスト)が、番組で紹介された。
・1位 イギリス:育児放棄の場合、懲役10年以下
・2位 スウェーデン:世界で初めて体罰の禁止が法制化され、体罰があった場合暴行罪が適用される。懲役2年以下
・3位 カナダ:育児放棄の場合、懲役4年以下
日本は、10位で児童虐待防止法では、知事または児童相談所の所長が親に接近禁止命令(半年を限度)に出すことができ、違反すると懲役1年以下または罰金100万円以下。
こういった実態について、番組コメンテーターの大宅氏は、
「孫ができて感じるが、2歳から7歳の子供はまるで天使のよう。防げる命が奪われて怒り心頭。警察と児相がお役所仕事で、会えないから帰ってきてしまうというのはあり得ない。児相の職員の数も少な過ぎる」
と述べた。
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■虐待の親を留置したほうが良い
ネット上では、虐待を行って親を留置したほうが良いという声もあがっている。
「虐待確認したときは、警察が親を留置するくらいしてみたら」
「悪いこと(虐待)してる親が、児童相談所の職員に聞かれて、『虐待してます』なんて正直に言うわけないだろ」
「日本の法律は何もかもが甘すぎる」
日頃、虐待問題を取材していると、全く危機感がない児相職員、自治体職員が多数いることがわかる。もちろん、虐待している親に殴られるほど、命がけで仕事をしている職員もいる。適切に職務執行ができる体制づくりが急務だと言える。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)