だいたひかる、ガンの民間療法に疑問 「そんな簡単な方法で治るなら…」
お笑い芸人のだいたひかるがブログを更新。ガンにおける民間療法に疑問を呈した。
■共感の声が相次ぐ
この投稿に対し、読者からは共感の声のほか、民間療法を身近で見た人の体験談が寄せられることに。
「義理父がガンで入院中に、同部屋の患者さんの所へ来てる人いました。看護師さんがいない時間帯に来てました。世間話して静かになったと思ったら手をガンの部分に手をかざし謝礼? もらい次のアポを取って帰ってました。義理父は手術のおかげで元気になりました」
「同じく、乳ガンで治療中です。どうしても伝えなければならない範囲で伝えたところ、子供の繋がりのある方から民間療法を勧められました。パンフだけ受け取り、『読んで興味はその時に』と遠回しに断ったのですが通じず。セミナーやら色々誘われて断ってるうちに関係悪化。嫌がらせをされ精神的に追い詰められました(涙)」
「標準治療ができるのに民間療法へ行く方の気持ちはさっぱりわかりません。ただ、標準治療で打つ手がなくなった際に民間療法に行くのは理解できます」
もっとも、標準治療で手の施しようがない状態になったあと、効果については疑いつつも救いを求めて民間療法を選ぶ心境については、理解を示す人もいるようだ。
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■ネット上の健康や医療情報を見て実行する?
ネットで検索すると、民間療法を提供しているクリニックの情報が広告で出てくることも少なくない。数十~数百万円かかるような治療でも、リテラシーが低ければ受ける人もいるだろう。
ちなみに、編集部では以前、全国20~60代の男女1,357名を対象にネット上の健康や医療情報に関して調査を実施。その結果、ネット上の健康や医療に関する情報を見て、実行する人は4割弱だった。
ガン経験者ならではのリアルな本音を綴っただいた。今後もその声に注目したい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)