自民・宮川典子衆院議員が死去 熱く語ったPMS・教育改革への思い
文部大臣政務官を務めた宮川典子衆院議員が乳がんのため、12日に都内の病院で亡くなった。
■PMSをライフワークに
また宮川さんは、月経関連疾患(PMS)を政治家としてのライフワークにしていた。街頭演説でも月経のことについて語っていたところ、女子高生からおばあさんまで足を止めて話を聞いてくれたことを嬉しそうに語り、
「声なき声というのは、こういうところにあるんだな、と。今まで光が当たっていなかったところに光を当てることが、政治の役割だと痛切に感じました」
と話していた姿が忘れられない。
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■「典ちゃん」と呼ばれ
山梨県から国政に挑戦した女性は、宮川さんが初めてだった。教鞭をとったのが自らの母校ということもあり、生徒たちは「生徒であると同時に後輩」という立場。
「『宮川先生』じゃなくて『典子先輩』『典ちゃん』と呼ばれる距離感が続いているのは、地元で教師をやっていた強みでしょうね」と、地元や子供たちに密着する姿勢を貫いていた。
教育改革も道半ばに病魔に倒れた宮川さん。冥福を祈りたい。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)