千葉県の小学校で34名が熱中症の疑い 教委は「水分補給・休憩を徹底させる」
また運動会練習中に多数の児童が熱中症で救急搬送される事態に…
全国各地で運動会の練習中に、熱中症で救急搬送される事態が続発中。しらべぇ取材班は、消防、教育委員会を直撃した。
■ドクターヘリも出動
千葉県白井市消防本部によると、24日午後11時19分頃携帯電話から、「七次台(ななつぎだい)小学校で運動会の練習をしていた児童約10人に熱中症の疑いがある」との119番通報。
救急車12台、消防車両10台、患者搬送用のマイクロバス1台、日本医科大学北総病院からドクターヘリ1機が出動した。
小4女児と小6女児の計2名を北総病院へ、小6から小4の計16名を近くの病院へ救急搬送し、他16名が保護者と一緒に帰宅した。うち北総病院の2名は経過観察のため、入院したという。
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■休憩・水分補給を行っていたが…
白井市教育部によると、七次台小学校の全校生徒は701名。当日のタイムスケジュールは以下の通り。
9時30~10時10分:5・6年生の表現活動練習
10時10分~:休憩・水分補給
10時20分~:全学年全体練習
10時30分頃~:体調不良を訴える児童が多発
この後、練習を中止せざるを得ない状態に陥る。