千葉県の小学校で34名が熱中症の疑い 教委は「水分補給・休憩を徹底させる」
また運動会練習中に多数の児童が熱中症で救急搬送される事態に…
■「再発防止の努める」
結果的に多くの児童が救急搬送される事態に。11時に全学年練習を中止し、11時20分には学校より「運動会練習中に熱中症のような症状が出た」と救急要請が入った。健康状況の確認後、授業を実施、あわせて概要を保護者へ連絡しその後、順次生徒を下校させることに。
なお、教育部教育支援課は、しらべぇ編集部の取材に対して、
「市教育委員会として、市内全校への通知と健康観察・水分補給・休憩を徹底し、再発防止の努める」
と述べた。
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■大人よりも注意が必要
環境省は、全国各地で運動会練習中に、熱中症で倒れる事態が続発していることについて、
「子供は体温調節の機能が発達していないことに加え、身長が低く地面からの照り返しの影響を受けやすいため、大人よりも熱中症に充分な注意が必要だ」
と警告している。
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■時期を変えるべき
熱中症が続発する事態に、「時期を変えるべき」という意見が多数あがっている。
「秋風が吹いてきても、日が照れば気温は高い。運動会は11月頃が良い季節かも知れませんね」
「先に音楽会などの室内行事をやって、11月以降に運動会をすればもう少し暑さも和らいだ時に練習できる」
「命の危険があるのに、今まで通りの運動会をする必要はない」
「そもそもの運動会の定義を、保護者含めて変えていかなくてはいけない状況になっている」
慣習をそのまま続行していると、一番大事な児童・生徒の命が守れない事態になっていることを、社会全体が肝に銘じるべきだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)