「近畿」と「関西」の違いを知ってる? チコちゃんの解説に納得
『チコちゃんに叱られる』で、近畿と関西の呼び分けについて解説。ネットでは納得の声が相次いでいる。
11日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「近畿と関西なにが違う」が話題となっている。
同じ地域ながら別の呼び方になっている関西。使い分けはどのようになっているのだろうか。
■「知らんけど」
チコちゃんの回答は「今は、近畿は国内用 関西は海外用 知らんけど」という。「知らんけど」というのは、関西に関する質問ということで、関西人のマネをしてつけたようだ。
近畿は、7世紀後半に生まれた立礼制度で定められた「五畿七道」が元につけられた。
五畿とは、当時の都であった大和を中心に山城・河内・摂津・和泉の5つのエリアを指す。現在の都道府県で言うと、兵庫・京都・大阪・奈良にあたる地域。五畿を中心としたエリアを近畿とした。
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■東京への遷都で…
関西というのは、関東という言葉と大きな関係があるという。「愛発関」等の関所より東にあるエリアのことを田舎と蔑むように、関東と呼んでいたようだ。
明治2年に都が京都から東京に移動。主要な関所は箱根関となり、それより西の地域を関西と呼称するように。こうして「近畿」「関西」2つの呼び名が生まれた。