『サンモニ』台風19号と地球温暖化がテーマに 「何でも政治のせいに…」の声も

台風19号から地球温暖化を経由して安定の政権批判

2019/10/13 12:33



■77ヶ国が約束

小泉進次郎

こうした声にこたえるように、国連のグテーレス事務総長は、「77ヶ国が2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすると約束した」と述べた。

しかし日本は、アメリカや中国などの主要温室効果ガス排出国とともに、「2050年に温室効果ガス排出ゼロ」を約束しなかった。

出席した小泉環境大臣は、「日本の環境省は化石燃料に対してどのような方針か」という海外メディアの記者の質問に対して、「減らしていく」と答えたが、具体策については触れていない。国際社会はいまだ一致団結していない状況を露呈した。


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■便利な社会の裏側には…

一方で、日常社会では温室効果ガスを排出し続けている。そこで、今このような行動に警鐘を鳴らす行動が注目されている。それは「飛び恥」。温室効果ガス排出量の8%を占めると指摘されるのが、観光業。

そのため二酸化炭素を多く排出する航空機に乗ることは、飛び恥だとして、ヨーロッパを中心に利用を避けようという動きが広がっている。そして、レジ袋やペットボトルなどのプラスチック廃棄物は回収後、7割近くは焼却され二酸化炭素を排出している。

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