ワイドショーに忖度を感じる？　7割の視聴者の答えは…

司会者とコメンテーターたちがコメントをぶつけ合うワイドショー。ありとあらゆる話題に首を突っ込んで取り上げるものの、「忖度」があるのかガッツリ取り上げない話題もある。

本来なら長時間放送を割いても良いであろう内容なのに。では、実際に忖度があると思っている人はどれほどいるのだろうか。

■全体の7割が「忖度ある」

しらべぇ編集部が、全国10代～60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の70.5％が「ワイドショーに忖度があると思う」と回答した。

男女別で見ても男性70.9％、女性70.2％と大差はなく、「忖度」を感じると思った人の割合は男女問わず多いと推測できる。

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■テレビをよく観ている人ほど実感？

また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

もっとも割合が高いのは60代男性で、80.0％。60代女性が77.6％で続く結果に。また、年代が下に行くほど思うと回答した人の割合が下がっていく。

女性でもっとも低かったのは30代の61.7％、男性では10代の63.0％であった。テレビ離れと言われる若年層ほど低いが、かえってテレビをよく観ている中高年層のほうが、忖度を実感するのかもしれない。

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■地域によって違いも

さらに、この結果を地域別に見ていくと…

地域別でもっとも数値が高かった甲信越の82.0％。次点で東海の75.0％、中国の74.2％で続いた。もっとも低かったのは北海道の63.4％で、甲信越の数値と2割近くの差がついてしまった。

芸能人のスキャンダルには徹底的に切り込むのに、強権力相手の話題にはだんまり――時事ネタに首を突っ込んで、世間をぶった切る存在のはずなのに、世間からは見えないチカラに忖度してしまっていると思われているのかもしれない。

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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）