子供が被害の事件 多くの人が心を痛めるが高齢層は特に悲しい気持ちに…
子供が辛い想いをするような事件は、あってはならないことだろう。
虐待や交通事故などで子供が被害に遭った事件の報道を見ると、心が痛むものだろう。幼くして辛い想いをした子供や、その家族の気持ちを思うと、涙を流してしまう人も多いのではないだろうか。
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■多くの人が心を痛めている
しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「子供が被害に遭う事件を見ると悲しい気持ちになる」と回答したのは、全体の69.8%であった。
なお、男性63.3%、女性76.0%と、女性のほうがより痛ましい事件に心を痛めているようだ。
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■高齢層は特に?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、60代女性で83.6%。50代女性が83.2%で続く。男女ともに高齢層の割合が高いのが特徴的だ。また、すべての世代で男性より女性の割合が高く、若年層は特に男女間で差が開いている。
年を取るごとに、自分の子供や孫など、身近に子供がいることも多くなるだろう。自分の子供や孫と同じ年代の子供が事件の被害に遭うのは、辛い気持ちになるものだろう。
また、年を取るごとに、自分より若い年齢で辛い想いをした子供に対して、かわいそうだと思う気持ちも強くなっていくのだろうか。
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■重ね合わせてしまうとより…
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
どの職業でも心を痛めている人が多いが、なかでも専業主婦(82.2%)、自営業(81.3%)の割合が高い結果となった。
男女年代別に見た際に高齢層女性の割合が高かったことから、専業主婦の割合が高いのは頷ける。やはり専業主婦は、痛ましい事件が報道されると、我が子と重ね合わせてしまい、その子の家族などの気持ちを考え、より悲しくなる人が多いのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の有職者の男女698名(有効回答数)