夫を「旦那」と呼ぶ理由は仏教と関係アリ? 言葉の由来に納得の声
『チコちゃんに叱られる』で夫を旦那と呼ぶ理由を紹介。チコちゃんの解説に納得の声
■江戸幕府の政策で夫=旦那に
旦那が夫を意味するようになったのは、江戸時代に設けられた寺請制度がきっかけであるようだ。
寺請制度とは、キリシタンを弾圧していた江戸幕府が始めた政策である。この政策は、寺の住職が戸籍を管理し一般の人を「キリシタンではない」と保証し、一家の家長はお布施をすることで、葬式や盆などの法事を依頼するというった制度だ。
この家長は、寺から見たら「旦那」であるという事実から、一家のお父さんたちが旦那になったと解説した。
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■納得の声が多く集まる
旦那という言葉が仏教から始まり、江戸時代の政策によって夫を指すようになったというチコちゃんの解説にネットでは「なるほど」「仏教の言葉というのは知ってたけど…」と納得する声が相次いだ。
仏教のお布施言葉が由来であるのに、番組の回答が「物やお金をくれる人だから」だったことで、「ストレートすぎる」といったコメントもみられた。
よく使われている言葉にも仏教の単語が由来ということも意外と多い。言葉の由来を知る機会は意外と少ないので、これからもチコちゃんには期待だ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)