恋人や家族が美容整形したいと言い出したら… 約半数が止める傾向も
美容整形に対する考え方は、男女間や世代間でも違いが…
今年3月、タレントの有村藍里が美容整形をおこなったことを公表し、話題となった。近年では、以前より身近な話題となっている美容整形だが、「親にもらった体に傷をつけるなんて」と、否定的な意見も根強いものだろう。
その一方で、容姿にコンプレックスを抱え悩んでいた場合、整形をすることによって自信を持てたり、前向きな気持になれたりと、救われる人がいるのも事実だ。
また、プチ整形というメスを使わず、入院の必要がない整形もあり、気軽に整形したいと考える人も増えているようだ。では実際に、家族や恋人などの大切な人が、美容整形をしたいと言い出した場合、世間の人々はどのように感じるものなのだろうか。
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■約半数が整形を止める
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「恋人や家族が「美容整形したい」と言ったら止めると思う」と回答したのは、全体の46.2%であった。
なお、男性49.3%、女性43.1%と、綺麗になりたい気持ちがわかるためだろうか、美容整形に理解を示すのは、女性のほうがやや多い結果となった。
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■高齢層は整形に否定的?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、60代男性で57.1%。50代男性が54.5%で続く結果となった。すべての世代で、女性よりも男性の割合が高いのが特徴的だ。また、女性も50代(53.7%)60代(50.7%)と、高齢層の割合が高い。
近年では、芸能人が整形を告白するなど、話題になることも多い。綺麗になりたいという感情も強いであろう若年層の女性は、より美容整形に寛大な傾向があるのだろうか。
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■職業ごとに考え方に違いも
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも身近な人の美容整形を止めるのは、公務員が56.4%、会社経営者が55.6%であった。対して、割合が低かったのは学生やアルバイトだ。これは男女年代別に見た際に若年層の割合が低かったことからも頷ける。
続いて割合が低かった自営業や自由業は、時代の流れに沿ってビジネスを展開する必要があるためだろうか、美容整形に対しても柔軟な考えを持っているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)