突然殺された男性、犯人の動機を知ろうとするも… 「救いがなさすぎる」
ドラマ『死役所』の第3話が31日に放送。あまりのリアルさに呆然とする視聴者が続出。
この世を去った者が成仏の手続きを行なうために訪れる場所、「シ役所」を舞台に、人々の死に様を描くドラマ『死役所』(テレビ東京系)。
第3話が31日に放送され、ある日突然殺された人間のやるせなさと無常感に、視聴者からは賛否両論の声が寄せられている。
■自分の死を受け入れられない”お客様”
第3話は、未だ成仏できない女子大生・ミチル(黒島結菜)が、職員たちが全員元死刑囚であったことを知り「人殺し!」と皆を責め立てていると、物騒な物音が聞こえてくる……というシーンから始まる。
尋常じゃない様子に彼女らが振り向くと、自身が経営する食堂で突然刺されてしまった男・坂浦眞澄(三浦貴大)が暴れまわっていた。「店に戻してくれ」と自身の死を受け入れられない様子に、シ村(松岡昌宏)はいつものペースで声をかける。
妊娠中の妻がいる中で殺害された彼は、自分の死をどうしても受け入れられずにいたのである。
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■耐え難い真実
一家で食堂を営んでいた坂浦は、父親を殺害されたのち、常連に支えられながらもなんとか店を再建しようと奮闘していた。決して立派とは言えないものの、ぬくもりに満ち、美味しい味噌汁が評判の店だった。
しかしある日、客を装って来店した男に坂浦は突然刺されてしまう。あまりにも唐突な死の訪れに呆然としながらも意識を失い、そのまま「シ役所」に来てしまった。妻が妊娠し、商売も軌道にのってきた矢先の出来事だった。