突然殺された男性、犯人の動機を知ろうとするも… 「救いがなさすぎる」
ドラマ『死役所』の第3話が31日に放送。あまりのリアルさに呆然とする視聴者が続出。
■殺人犯の動機とは
「シ役所」の資料を読み解いていくうちに、坂浦を刺したのはなんと父親を殺した犯人と同一人物であることが発覚。
一般的なドラマではここで殺害の動機を描くのがスタンダードだが、そういった描写は一切無し。坂浦が親子二代で理不尽に殺されたという事実だけが淡々と語られ、彼が「どうして」と空虚に問う姿が映し出されていた。
そんな問いかけに対し、シ村は「殺人犯の気持ちなぞわかりません」と意味深な表情を見せる。死んでしまったものはもう取り戻せない。現世に蘇り復讐をすることもできない。犯人の動機を知ることすら不可能なのである。
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■日常に潜む死を実感
ただただ無念を口にするしかない坂浦。放送後、視聴者からは「殺された理由は!?」「辛い、救いが欲しい」といった困惑の声が相次いだ他、「人はいつ死ぬかわからないよね」「1日1日を大切に生きなきゃ」と命の無常を感じる意見も見受けられた。
死は誰もが平等にたどり着く場所であるが、どの様な状況で死ぬかは天命次第。このように突然死んでしまうのは勘弁、と感じた者も多いだろう。
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■ミチルの死因は……
また、話の終盤では曖昧であったミチルの死因がついに発覚。こちらはサークルの飲み会で急性アルコール中毒になりそのまま死亡したそうで、坂浦と同じく唐突な死に困惑している様子だった。
原因は違えど、突然あの世行きとなったふたりの感情を上手くシンクロさせ、視聴者に漠然とした不安を与えた第3話。ドラマとしては珍しいストーリー展開だったものの、ある意味これが一番現実的な「死」なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)