『サンモニ』が紹介した英語民間試験の導入延期 「校長や生徒の声を利用するな」の声も
『サンモニ』で校長、生徒を利用して政権批判させたことで安定の炎上
■受験料が高い
英語民間試験は7種類の中から選ぶことができるが、その中の一つである、ケンブリッジ英語検定試験の検定料は9,900円~2万5,850円。試験会場が15都道府県のみの実施で、沖縄や四国には会場がない。
また、野党議員の試算によると、北海道稚内市から英検1級以上を目指す場合、札幌会場までの交通費+検定料+教材の合計が、約7万5千円かかるという。
現在のセンター試験(5科目)は、1万8,000円。そして、現在の都道県別大学進学率が1位の東京は62.4%、2位京都は60.5%、一方で46位の鳥取は35.6%、47位の鹿児島が32.4%となっており、英語民間試験導入で、この差がますます広がることが懸念されている。
関連記事:藤田ニコル、ブラック校則を伝統と語る校長に一言 「もっと好きになった」
■文部行政の無責任体制
番組コメンテーターの薮中三十二氏は、「今回の騒動は相次ぐ主要閣僚の辞任が吹っ飛ぶほどの状態。身の丈発言は、許されざる発言であり、そして文部行政の無責任体制で現場を混乱させている」とバッサリと斬り捨てた。
これに対して、ネット上では、「校長、生徒を利用して、政権批判をさせるな」という声があがり、安定の炎上となった。
・合わせて読みたい→松居一代の息子・Ryu1、人生で辛かったことを回顧 「今思い出しても吐きそう」
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)