相次ぐSNS発端の不祥事 炎上狙いで投稿する人はどのくらい?
SNSの炎上が目立った2019年。炎上を狙って投稿する人もいる?
近年、SNSでの発言が物議を醸すことが多く、謝罪する人物が相次いでいる。ほとんどのケースは意図しない形での炎上だが、なかには注目を集めるため「狙って」投稿するユーザーも居るらしい。
そのような人物はどのくらい存在しているのだろうか?
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■炎上目的で発言を投稿したことがある?
しらべぇ編集部では全国の10~60代のSNSユーザー1,044名にSNSの投稿について調査を実施。
結果「注目を集めるため炎上するような発言を投稿したことがある」と答えた人は7.6%。割合は少ないが、炎上を狙って投稿をしたことがある人は存在している。
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■最も多い世代は…
狙って炎上発言を投稿した経験を持つ人を年代別に見ると傾向がでた。
最も多かったのは10代で11.5%。デジタルネイティブ世代だけにネットの怖さを知らないのか、自ら炎上を望んでSNS投稿した経験を持つ人が多い。
そしてわずか0.1ポイント差で2位は30代。数多くの炎上を見るなかで、「注目を集めるため」には最適の方法と考えている人がいるのかも。
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■経験者に話を聞くと…
注目を集めるため炎上するような発言をしたことがあるというNさん(30代・男性)に意見を聞いた。
「Twitterのフォロワーを増やしたいと思い、あえて大衆とは逆に意見を言ってみたり、憎まれ口を叩いていた。それでも全然注目されないので有名人のアカウントに絡んでいたら、通知音が鳴り止まない状態に。これが炎上なのかと。
リプライは非難の嵐で、人格を否定するような書き込みもあった。注目を浴びてフォロワーは増えたけれど、その殆どは自分がやり込められる姿を見たかっただけ。結局Twitterのアカウントを削除し、今はSNSをやっていません。バカなことをしたと思っています」
一時的に注目を浴びることができたとしても、気分の良い結末を迎えることが少ない炎上騒ぎ。SNSに投稿するときは、十分注意してほしい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代のSNSユーザー1.044名 (有効回答数)