精神的にも経済的にも自立が必要? 親離れできている人は約半数と判明
大事な人生の決断を自分でせず、親の言う通りに生きる人も…
親にとっては、たとえ子供がいくつになっても、かわいい我が子であることに変わりはない。そうした無償の愛をくれる親の存在を、いつまでも頼りにしてしまう人もいるのではないだろう。
しかし、精神的にも経済的にも自立し親離れしないことには、自分の人生を生きることはできないのではないだろうか。
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■親離れできているのは半数
しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,653名を対象に調査を実施。「親離れできていると思う」と回答したのは、全体の47.2%であった。
なお、男性47.4%、女性47.1%と、男女間で大きな差は見られなかった。
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■若年層はまだ…
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは男女ともに60代で、女性74.3%、男性73.7%であった。高齢層ほど、親離れできていると感じる割合は高くなっていくのが特徴的だ。
年代があがるにつれて、親も年をとり、自分が親の面倒を見る立場に変化していくことも関係しているのだろうか。
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■経済的自立が…
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは、会社経営者と公務員で66.7%。対して、もっとも割合が低かったのは学生で29.5%、アルバイト38.9%、無職が39.8%であった。
男女年代別で見た際に、若年層の割合が低かったことから学生の割合が低いのは頷けるが、学生は学費の面でも親のサポートを受けていることも多いだろう。経済的に自立できていない学生やアルバイト、無職の人たちは、より親離れできていないと感じているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)