「お風呂の栓が抜けてるかも」も機械に教えてほしい? メーカーの回答は…
給湯器のメッセージに関する要望が今ネット上で話題に。要望は叶うのか…
今、ネット上で、お風呂の給湯器に関する要望が、話題になっている。しらべぇ取材班は、その要望が叶うのかメーカーに聞いてみた。
■栓の閉め忘れを教えて
「お風呂で『もうすぐお風呂が沸きます』『お風呂が沸きました』が言えるのなら、『お風呂の栓が抜けてるかもしれませんよ』も言ってほしい」という意見だ。
この意見に対して、「なんど水を無駄にし愕然としたことか」や「ふたをあけたときの、絶望感といったら」「その機能欲しい」などといった共感の声が相次いでいる。
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■検証してみると…
まずは、検証を行ってみた。お風呂の栓を開けたまま、自動スイッチを押すと、「お風呂に自動でお湯を入れます。お風呂の栓を確かめてください」というメッセージが。
その後、浴槽にお湯が流れ始めた。約15分後、ピーピーピーというアラームが鳴り、「お風呂の栓を確かめてください」という音声が流れた。浴槽を確認すると、お湯は全くなく、給湯もストップしていた。パネルでは、032という番号が点滅。
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■今の技術では限界
世間からの要望とこの現象について、リンナイに聞いた。担当者は、「エラーメッセージが流れるまで、冬場だと約10~15分かかる。これ以上時間を短くすることは今の技術では不可能。
一般的にお湯の量を160リットルと設定すると、その量がたまっていないということを、お湯が出ている場所で感知している。
つまり、お湯が出ている場所まで届くと、その吹き出し口でお湯を循環させる。お湯が設定量排出されているのに、吹き出し口に届いていなければ、音声とエラー番号が出る仕組みとなっている。
最新の機種では、水圧でお湯の量を感知しているが、警告までの時間は変わらない」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)