マツコ、オーディション受けるモノマネ芸人に困惑 「もはやモノマネでなく勢い」
マツコがかつて中継した場所にいた女性たちを振り返り、その後を追う。モノマネ芸人オーディションの合格者を深堀り。
30日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)ではかつて取材した個性的な女性たちのその後SPが放送。マツコ・デラックスが、ものまね芸人デビューに合格した女性を深堀りした。
■オーディション中継を振り返る
2019年6月8日、番組ではものまね登竜門こと「そっくり館キサラ」のオーディション会場と中継すれば、なんとも評価しづらい荒削りなモノマネ芸人の数々にマツコは笑うしかなかった。
今くるよのモノマネ芸人に対しては、「声がぜんぜん似てない、顔も似てない。仕草しか似てないっていうね」と辛口評価。これにめげずに、カツラをかぶって上沼恵美子のモノマネをすれば、マツコ困惑。
「ちょっと待って、何が似てたの。これは、もはやモノマネではないわよね。勢いを見せてるのよね。彼女が元気ですっていうのを見せてるのよね」
店長に話を聞けば、「月15人受けて1人受かるかどうかの厳しい世界」だそう。だが、今回のオーディションから荒削りモノマネ芸人たちから合格者が出たという。
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■まさかの人物が合格へ
なんと合格していたのは今くるよのモノマネ芸を披露していた、ちあきのこ氏だった。マツコのなかでは一番のぞみが薄いとイジり倒していたのだが、まさかの展開である。
ちあきのこ氏は広島テレビでグルメレポーターを経験し、上京してからはあやまんJAPANにも所属していた経歴の持ち主だという。店長が採用理由を語る。
「ショートネタの枠が欲しかったので、ちょうど良い尺だった。今日は、まさにそんなショートネタを披露してくれるので見てほしい」
そして、ちあきのこ氏の芸が披露される。映像でネタをやり、そのオチの数秒でモノマネを披露することで笑いを生み出すショー。終演後に点数を聞くと、ちあきのこ氏の自己採点は「65点」と低評価。
店長も「たしかに65点。そのうち55点はお客様の力だと思っています」と追い打ちをかける辛口評価。ちあきのこ氏の明日はどっちだ。
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■視聴者の反応も厳しめ
ちあきのこ氏に対する視聴者の反応はなかなかに厳しい。「全く成長していない」「全く似てないままだ」というものから、「むしろイモトに似てる」の意見が多数を占める。
だが地獄に仏はいるもので、「似てるかどうかは別として汎用性は高い。使い勝手がいいという店長の判断は理解できる」と、その在り方を評価する声もあるにはあった。
モノマネの歴史は意外と古く、江戸時代に歌舞伎のモノマネ大道芸もあったという。令和になってもモノマネ芸が存在する事実を見て、思わず「日本人にとってモノマネとはなんなのか」を考えさせられる。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)