虐待されても母を愛する少女に絶句 「つらすぎる」「洗脳」
ドラマ『死役所』第8話にて、虐待された少女の想いに涙する視聴者が続出。
■真冬のベランダに鍵をかける母親
だが、夜の8時を過ぎても凛の母親が迎えに来ない。あかねが慌てて電話をすると、母親の瞳(前田亜季)に仕事が忙しいから家まで送り届けてほしいと告げられた。
翌朝、絵本を音読した凛はまだ眠っていた瞳の逆鱗に触れ、なんとベランダに追い出されてしまう。あかねと保育園の園長が心配して家を訪ねるも、瞳は凛が寝ていると言い訳し、取り合おうとしない。それどころか、ベランダの鍵をかけたまま夜遊びに出かけてしまうのだ。
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■凍えながら意識が遠のいた少女
子供は大丈夫なのかと聞かれ、「あの子はしっかりしてるから」と瞳が恋人に向かって微笑んでいる最中、凛は雪の降るベランダで凍えながら絵本を読んでいた。その絵本は「あしたのわたし」というタイトルで、生まれ変わりに関する物語だった。
以前瞳に買ってもらった一冊を、凛は大切に大切に抱え、一文字一文字を声に出して読んでいく。その脳裏には、優しかった頃の母親が浮かんでいた。そして「あしたの、凛は…」の一言を最後に、凛は凍死した。
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■身勝手すぎる母親に絶句
身勝手な親の許されざる行為に対し、放送後のSNSでは「いろんな思いを感じて泣いた」「実際にこういう子がいると思うと言葉が出ない」と、身近な問題でもある虐待に考えを巡らせる視聴者が続出。
死してなお優しかった母との思い出を忘れない幼女の純粋無垢な描写に「子供はそれでも母親を愛しているなんて残酷」「実写になるとより泣ける」など悲しみの声が集まった。
同日、偶然にもTV番組『ねほりんぱほりん』(NHK総合)でも児童虐待というテーマを扱っていただけに、どちらも視聴したという意見が多数見受けられた第8話。心を痛める話ではあるが、視聴者がこういった問題を考えるきっかけになったのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)