苦痛を伴うことも… 約7割の人が「周囲の音が気になる」と判明
男性よりも女性のほうが、音に敏感になっている傾向も。
公共の場で周囲の音が気になって仕方なくなったことがある人もいるのではないだろうか。耳の病気や心理的なストレスが引き金となり、ちょっとした音でも突き刺すように感じられる「聴覚過敏」という病気も存在する。
周囲の音が気になってしまうと、日常生活にも支障がでてしまうだろう。では実際、世間の人たちは周囲の音に対してどう感じているのだろうか。
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■約7割は周囲の音が気になる
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の30.9%が「周囲の音があまり気にならない」と回答した。
なお、男性33.4%、女性28.7%と、周囲の音が気にならないのは、男性のほうがやや多い傾向があるようだ。
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■20代は過敏?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、60代男性で38.3%。10代男性が35.8%で続く結果に。すべての世代で女性よりも男性の割合が高い傾向がある。
女性は男性よりも割合が低いものの、割合の高い世代などの傾向はほとんど同じなのも特徴的だ。男女ともに周囲の音が気になっているのは20代であることが判明。
周囲の音が過剰に気になってしまう聴覚過敏は、ストレスなどによって発症することもあるようだ。社会人となり環境が変化することも多い20代は、周囲の音に対しても敏感になっているのだろうか。
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■自由業の半数は…
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも周囲の音が気にならないのは自由業で45.8%とダントツ。自営業が37.7%で続く。もっとも割合が低かったのは会社経営者で18.5%であった。
自由業は決まった場所で仕事をしなくても良い職種でもあるだろう。周囲の音が気になっても移動すれば良いため、周囲の音が気になることは少ないのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)