経営者には娯楽が大事? 没頭できる趣味を持つ人の割合は…
仕事・家族と並んで大切な趣味を持っている人はどれくらいいるのだろうか。
釣りや音楽鑑賞、絵画と世の中には実に多数の娯楽で溢れている。生きていく上であまり必要とされない趣味だが、勉強や仕事に追われている人にとって励みになることもしばしば。中には、本業よりも趣味に没頭してしまっている人もいるのかもしれない。
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■4割が趣味に没頭できている?
しらべぇ編集部は全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査を実施した結果、全体の45.9%が「没頭できる趣味を持っている」と回答した。
なお、男性45.0%、女性46.7%とやや女性に割合が高い傾向も判明。
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■10・60代は趣味も持ちやすい?
そこで、男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは10代女性で59.6%と頭ひとつ突き抜けた。一般的に10代は学生の割合が高いだろう。未来の可能性が無限大の世代…夢を持って得意なことや好きなことに没頭している人が多いのも納得がいく。
その後、男女ともに年齢が上がるにつれて、割合が減少しているものの50代女性では49.0%、60代男性は51.2%と再び割合が増加してる。第二の人生を楽しもうと新たな趣味を見つけ熱中している人がいるということだろうか。
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■職業で異なる傾向も
また、この調査結果を職業別に見ていくと、もっとも割合が高いのは、経営者層で65.5%。その後、自由業が61.5%、学生が57.9%と僅差で続いた。
経営者は、アイディアを商品やサービスにして起業した人が多いだろう。自由業に関しても、ライターやカメラマン、作家など組織に属さず、得意なことを仕事としている人も少なくないはず。 中には趣味に没頭した結果、仕事や事業として独立した人もいるのかもしれない。
一方で、もっとも割合が低いのは専業主婦で36.2%と、トップと30ポイント近く差の開く結果に。結婚し家庭を持つようになると、家族優先の生活へとシフトしていくだろう。自分の趣味や夢を持つ余裕がない母親が多いのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)