「コミケ徹夜組を運営が誘導」の闇に突撃 「通報すれば?」と煽られる
アニメユーチューバーのたぐぢエンターテインメントが動画を更新。「禁止されている徹夜組をコミケ運営が誘導、並ばせている」とされる問題に切り込んだ。
「コミックマーケット97」が本日28日から31日まで、東京ビッグサイトで開催される。
このイベントにおいて、深夜から現地に留まり開場を待つ行為は禁止されているが、現実的には運営側(コミックマーケット準備会)がその「徹夜組」を深夜のうちに誘導、並ばせているという指摘も少なくない。
この「コミケの闇」について、登録者数10万人を超える人気アニメユーチューバー・たぐぢエンターテインメントの動画が反響を集めている。
■始発ダッシュ以上の問題?
コミケと言えば、いわゆる「始発ダッシュ」が有名だろう。少しでも早く開場入りしようとする参加者たちが全速力で疾走する現象のことで、最寄りである国際展示場駅改札を舞台に、毎年発生してきた。
だが、ここ数年はマナーの向上が指摘されており、28日は走る人こそいたものの、全速力ダッシュは見られなかった。
と、ここまで非オタク層に向けて前提を述べたが、大事なのはここから。彼らが会場に着いたところで、徹夜組がそこに大量にいるため、先頭に並ぶことはできないのだ。つまり、ルールを守っている人間が損をしているのである。
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■逃げられるたぐエン
この問題について実態を確かめるべく、弟分的存在であるラノベユーチューバー・やまさきりゅうと現地に乗り込んだたぐぢ。
準備会の人々を探して話を聞こうとするが、スタッフらしき男性は彼の姿を見ると逃げて行ってしまう。以前よりこの問題について自身のチャンネルで発信していたため、警戒されていたようだ。
なんとか標的を定め、列を作っている男性に「なんの誘導ですか?」と話しかけると、彼は「最後尾を作ってるだけで、誘導って言うほどの誘導ではない」とあやふやな回答。