極めて悪質な「あおり運転被害」が高速道で発生 運転者は「すごく怖かった」
高速道で極めて悪質なあおり運転被害にあった恐怖の30分間とは…
■警察は「何もしないで」
この間、約30分。 あいかさんは、警察に通報し、警察からは、「とりあえずなにもしないでください。なにをするかわからないので 」と言われたそう。
その後も、警察に情報を提供し続けたが、このプリウスは、指宿スカイラインと武岡トンネルの境目の手前で警察に検挙された。
あいかさんは、この被害について、「凄い怖かったです 。特に私たちは急いでる訳ではなかったのですが、後ろもずっと渋滞をしていたのでみなさんイライラされていたと思います」と語った。
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■「すぐに110番を」
筆者は、あおり運転の被害にあった際の対処法について、運転免許センターの担当官にたずねた。そのアドバイスは、まず被害にあったらすぐに110番をすること。
刑法には緊急避難が定められており、「あおり運転された際に、運転しながら110番をしても違反にならない」と話す。車を止められそうになったら、道路左側にハザードを点灯させて停車。
相手が降りてきても、絶対に窓ガラスやドアを開けずに警察の到着を待つことが重要。なお、あおり運転に対しては、累積点数がなくとも、危険性帯有者として、免許停止等の行政処分が科される。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)