図工苦手な漫画家が「しめ縄」を自作してみた 意外になんとかなった経緯
お正月に飾るしめ縄。古代好きの記者が不器用ながら自作してみたぞ
■形にしていく
しめ縄は地域によって様々な形があるが、記者はメガネ好きなので、メガネ型にしたいと思う。
間に垂らすワラをとって、麻紐でメガネ部分とくっつけるぞ。この際、麻紐でなくても、残りのワラでも可能。ワラのほうが古代感があっていいと思う。
さらにビヨンビヨン出ている余計なワラをハサミやカッターで切って整える。
こうして土台が完成。作っている途中はなんだか汚くて不安になるが、整えると見れるようになるので、安心する。
ここまできたら、完成まであと少し。次は飾り付けだ。
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■紙垂を作ろう
神社などにある、白い紙を見たことがあるだろうか。あれは「紙垂(しで)」といって、こちらも様々な形式のあるものだ。半紙やコピー用紙で作ってもいいそう。今回は半紙で作ってみたぞ。
まずは、半紙を半分に折り、縦を4分割、横を3分割にする。
そして、外側2箇所は上から、真ん中は下から、写真のように切れ目を入れる。
上から順に手前にめくっていって…見たことある形に完成だ。
けっこう簡単なので、縄だけでなく、ぜひこちらもトライしてみてほしい。
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■なんとかなった
最後は、出来上がった紙垂と、ウラジロをつけて完成だ。まずは紙垂を装着。つける方法は色々あるが、糊やグルーガンもありかも。今回はより古代感を味わうため、米粒を数粒拝借して糊代わりに。
最後はウラジロ。しめ縄につける植物は、他に「南天」や「ゆずり葉」があるが、硬派を気取りたいためウラジロのみに。清廉潔白という意味があるそうだ。
というわけで、今年もなんとか完成だ。
ちなみに、飾る期間は「松の内」までで、関東地方は1月7日、関西地方は1月15日など地域によって差がある。処分は神社で「どんと焼き」というお焚き上げがあるので、住んでいる場所の神社に問い合わせてみよう。
お店で綺麗なものを購入するのも、もちろんいいが、自作するとお正月気分が高まること間違いなし。興味のある方は、ぜひ来年以降に作ってみるのもいいかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)