話題の”度数9%”にレベルアップ 「こだわり酒場のレモンサワー」新商品を試飲
サントリーが売れ筋商品「こだわり酒場のレモンサワー」の新商品を発表。従来商品をよりパワーアップさせ、アルコール度数も9%に上げた。
9日、サントリー子会社であるサントリースピリッツは、売上好調な「こだわり酒場のレモンサワー」の新シリーズである「こだわり酒場のレモンサワー〈キリッと男前〉」を3月17日から全国発売すると発表。同日、メディア向けに試飲会を開催した。
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■レモンサワーの需要拡大
レモンに扮した大御所俳優・梅沢富美男のCMでおなじみの同シリーズ。近年、レモンサワー市場は拡大を見せており、2019年は前年比117%となる伸長の中、同商品は前年比150%となる919万ケースを販売し、市場を牽引した。
中でも注目すべきは、その約9割を家庭用が占めていることで、コスパと量が重視される「家飲み」に適したお酒としてのニーズが高まっていることが裏付けられる。
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■アルコール度数がアップ
新作の「キリッと男前」は、従来商品のアルコール度数7%から9%にアップさせ飲みごたえをさらに向上させていることが最大の特徴で、同社の説明では「お店で飲むような濃い味を再現した」という。
ただ度数を上げただけというわけではなく、新商品に合わせて従来商品も味を改良。いずれの商品もレモンをまるごと漬け込んだ浸漬酒と複数の原料酒をブレンドし、レモンの味わいと、クセのない旨みを実現させた。
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■「甘みを抑え、鋭い味わい」
1月1日にサントリースピリッツ社長に就任した神田秀樹氏は、この日行われた記者会見で「レモンをまるごと漬け込んだ浸漬酒と、複数の原料酒のバランスを見直し。甘さを控え、鋭い味わいが実現した」と太鼓判。
試飲すると、口に入れた瞬間レモンの爽やかな香りが鼻を抜け、キリッと鋭い味わいがあり、従来商品よりさらに進化した味を舌で感じることができた。甘みが抑えられた分、料理との相性も良く、食中酒としてもマッチしそうだ。
新商品は7%、9%いずれも350ml缶が141円、500ml缶が191円。
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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)