闘病中の笠井信輔アナ、新成人の気遣いに大号泣 「こんなに泣いたの初めて」
悪性リンパ腫で闘病中の笠井信輔アナ。東日本大震災取材中に出会った小学生男子が成人したことを明かすと、感動的なエピソードを綴った。
本日13日は成人の日。全国各地で成人式が行なわれ、多くの新成人が新しい門出を迎えていることだろう。
そんななか、悪性リンパ腫で闘病中のフリーアナウンサー・笠井信輔が12日、自身のブログを更新。ひとりの新成人男性の気遣いに涙したことを明かした。
■小学生だった子が成人
この日の朝、LINEに突然、「羽織袴姿の青年の写真」が送られてきたという笠井アナ。その写真は東日本大震災で両親を亡くした、当時まだ小学生だった男性だった。
笠井アナによると、彼の親族がその写真を「わざわざ入院中の私に送ってくださった」そうで、「言葉にならないくらい嬉しかった」と続ける。
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■会うのを控えた時期も
ふたりの出逢いは東日本大震災が発生から6日目のこと。場所は津波が襲った現場で、行方不明の両親を探しているところを取材させてもらったのがきっかけだった。
そこから交流が始まり、「取材とは関係なく自宅を訪ねて、成長の様子を伺」うほどだったが、「笠井さんの顔を見ると、亡くなった家族のこと思い出して辛い」と彼の親族から聞き、行くのを控えた時期もあったという。