選挙に勝ったら全国民に唐揚げをプレゼント!? 台湾で炎上した男の末路とは
台湾選挙の結果を受け、炎上投稿をした男が予想外の被害を被っている。
今やネットで誹謗中傷を行うと、逮捕されてしまうこともある時代。自身のフェイスブックに”ある書き込み”をした台湾の男性が、全国を巻き込んで大変な騒ぎを起こしている。
■誹謗中傷で炎上
男性は1月11日、台湾で行われた総統選挙で民進党の蔡英文氏が800万以上の票数で当選した場合、全台湾人(約2300万人)に雞排(巨大な唐揚げ)を自腹でごちそうすると宣言。
蔡氏とは敵対勢力にある国民党の韓国瑜氏を支持していた男は、そんな票数がそもそも集まるわけがないと思っていたのだろう。
実現するとなると数億円もの資金を要する無謀な挑戦を、ライバル党を煽るような暴言とともにフェイスブックへ投稿。世界が注目する今回の選挙を絡めた発言は、案の定炎上を引き起こしてしまう。
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■訪れた悲惨な運命
しかし蓋を開けてみると、蔡氏は約817万票という過去最多得票を記録し、再選を果たすという結果に。ネット民は男の投稿に「早くおごってくれよ」「ごちそうさまです!」とリプライをつけたものの、怖気ついた彼は投稿を削除する。
暴言付きでライバル党を煽ったことが仇となったのだろう、男は本名、自宅住所、職場などの個人情報を特定され、予想以上の被害を被る羽目になる。