メルカリで3箱1000円のマスク 「元の値段」に目を疑った…
新型コロナウイルスの感染拡大で、使い捨てマスクの需要が高まり… 「ありえない転売品」がバカ売れする事態に
■使用した感じはやや薄め
気になるその使用感だが、触った感じはやはりやや薄め。それでも鼻に当たる部分にはちゃんとワイヤーが入っており、優しくフィットしてくれる。
花粉症の人がこのマスクで花粉を完全にブロックできるかどうかは分からないが、乾燥対策や風邪予防で使用するには十分ではないだろうか。
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■爆買いの影響で品薄の店舗も
日本国内でもマスクの需要が高まっていることに加え、転売目的による爆買いの影響もあり、インターネット上では「ダイソーのマスクが品薄になっている」という声も散見される。
店舗によっては商品棚が一時ガラガラになった店舗もあるようだが、記者が訪れた店舗はかろうじて小さめサイズはまだ陳列されていた。
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■4割弱「欲しいものはまずメルカリ」
エコにも繋がる便利なメルカリだが、一方で今回のような根深い転売問題が度々取り沙汰されている。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国10代~60代の男女1,789名を対象に実施した調査では、全体で12.1%の人が「欲しいものはまずメルカリで探す」と回答した。
とくに10代男女では2割を超えており、若い世代の生活習慣となりつつあることがわかる。
本当に必要としている人に商品が行き渡らず、ありえないほどの高値で取引される転売の世界。
「フリーマーケット」では元の価格より安価であることが本来の価格設定基準であり、転売品を見つけても絶対に手を出さないようにしよう。何せ、ダイソーに行けば30枚100円(税抜)で手に入るのだから。
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(文/しらべぇ編集部・越野 真由香)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)