マツコ、先端芸術表現に触れて感服 「絵画や彫刻と映像は境目なくなってきた」
マツコが東京藝術大学の卒展と中継。様々な若手芸術家たちをマツコが深堀りする。
■身の回りの日用品で作品制作する芸大生
普段見慣れたアイテムに違和感を持たせることで作品性をもたせることに執心する芸大生も登場。彼女が作った作品は、音楽が流れるダンボール「忘れたふりしかできない」。
一見、ダンボールの隙間から中に本がぎっしり詰まったように見えるが、反対側の隙間から覗き込むと、幼少期の部屋をイメージしたミニチュアがあり、右の窓からは自分のホームビデオを、左の窓からは今の部屋から見える映像を流す。
作品説明として、「自分が執着してしまう過去は辛い過去や苦しい過去より幸福な思い出のほうが自分を縛っている気がする」との彼女の思いがあるという。
それを聞いたマツコは「だから生きていけるんじゃない、人間って。つらい思い出ばかり残ってたら生きるのが嫌になるもの。私は見ててスゴく気分がよくなる作品よ」と共感を示した。
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■視聴者はマツコに感心
マツコが芸大生たちの作品に対して質問やコメントをするさまをみて、視聴者は感心。「やっぱり博識で感性がいい」「質問も質問をする相手に合わせているから良さを引き出す」「ポストタモリはマツコかも」と文化に対する取り扱いの丁寧さを評価する声が多かった。
たしかにタモリの後釜はマツコだと言われれば納得感はある。本人はやりたがらないだろうが、「笑っていいとも」のような昼の帯番組をやってみてもらいたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)