横浜港の観光船が「ダイヤモンドプリンセスが間近に」と案内 「不適切」との指摘も
観光船の案内が不適切だという指摘も上がる中で、着々と進行中のプロジェクトがあった…
■クルーズ船は「大事なお客様」
横浜港の応援体制について、横浜港振興協会は、「横浜港は皆様を応援しています!」「YOKOHAMA STAND BY YOU!」と日本語と英語で記した横断幕を、観光船に掲げる準備を急ピッチで進めているという。
担当者は、「ダイヤモンド・プリンセス号は、横浜にとって大事なお客様だ」と話す。ダイヤモンド・プリンセス号は、横浜発着のツアーを、ここ数年、毎年30回から40回行っているそう。今年も、約60回実施予定となっていた。
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■「何とか横断幕を間に合わせたい」
「出来ることは何でもやりたい」との想いから、新聞を船の近くまで届けて、船内で毎日1,000部配ってもらっているという。また、「船に掲げる横断幕は、風や水に強い素材を使う必要があるため、10日間ほどかかると言われている」と話す。
「準備も大変な困難を伴っているが、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客の皆さんとクルーを応援するために、船が横浜を離れる前に、何とか横断幕を間に合わせたい」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)