人がクルマにしがみついている!? バス所有者は「遭遇されたらとてもラッキー」
高速道で多くの人に衝撃を与えたバスの所有者の想いとは…
「高速道路で衝撃的なバスに出会い、思わず119番通報してしまった」という動画投稿が、大反響を呼んでいる。14日午前7時現在、167万回再生され、6.3万件のいいねが押されている。
しらべぇ取材班は、このバスの所有者から詳しく話を聞いた。
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■オブジェの販売やレンタルを手掛ける会社
このバスを所有しているのは、兵庫県三田(さんだ)市にある、「エムクラスガーデン・三田」。
同社は、庭のデザインや施工を行っており、「庭を楽しむため」のオブジェの販売やレンタルも手掛けている。同社の展示場が、三田市けやき台にあり、その屋上には、飲食店がある。
夏はビアガーデン、冬は牡蠣小屋をしているそう。その飲食店の送迎用のバスが、今回ツイッター上でバズった。
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■「笑いにつながることができないか」
同社宮田社長は、「普段、このバスは店の前に展示している。送迎も駅から5~6分の範囲で行っている」と話す。「今回は、たまたま大阪からの団体客を送迎するために、高速道を使った際に、動画で撮影された」と語る。このバスは、もちろん車検を通っている。
社長自身が関西の出身で、「何かおもしろい、笑いにつながることが出来ないか」と常に考えているという。
「バスの後ろに、シールを貼ったりするのは見るが、オブジェを販売している会社だからできる宣伝方法がある」と語る。「弊社は、チラシを使った宣伝を一切行っていない」とした上で、「SNSの時代だからこそ、口コミで広がっていく展開を目指している」そう。
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■「幅広い年齢層に喜んで頂いている」
同社は、SNS映えする、撮影スポットを作ったりもしている。同社の岩尾氏は、「特にリアルなアニマルオブジェは、子供さんから大人の方まで幅広い年齢層から喜んでいただいております」と話す。
また、「これらのオブジェを納品するときも、運んでいる時から皆さんに喜んで、楽しんでもらおうと普段から『見せる納品』をしております。オブジェを乗せて道を走っていると皆さん、お写真を撮られたりしています」と語る。
最後に、「今回の送迎バスが高速を走るのは、車検時などごくわずかなとき。そこに遭遇された方は、とてもラッキーだと思います」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)