旧民主党の衆院議員からも候補者 れいわ新選組が衆院選一次公認を発表
2019年の参院選で2議席を獲得したれいわ新選組が衆院選の公認候補者を発表した。
■山本代表の行動力が求心力に
くしぶち氏はれいわ新選組から出る理由を「参院選で見せた山本代表の行動力。たった一人の国会議員が本気で行動すればだけの変化が起こせることを証明した」と発言。
太田氏は「私が一貫して取り組んできた消費増税反対と原発ゼロにれいわ新選組は掲げている。政策に共感してれいわからの出馬を決断した、と述べた。
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■今後も合流続くか
消費税5%への減税が共通政策にならないのであれば、野党共闘に与しないと発言してきた山本代表は、「消費税5%という旗が選挙のメインで立てられるならば、野党共闘に参加していくという考え方」と断言。
「そうでない場合には私たち独自でやる以外にないという考え方は1ミリたりとも変わっていません。(消費税5%で)方向性をはっきりと決めて頂くということがあるならば、調整のテーブルに着く」「5%に早めに答えをいただかないと、(選挙区調整)交渉は難しくなっていくだろう」と警鐘をならした。
全国紙の記者は「旧・民主党の元議員がれいわ新選組に参加しようか検討しているという話は、複数聞いている。立憲民主党と国民民主党に勢いがない中で、れいわに応募する人は益々増えていくのでは」と語った。
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(取材・文/France10・及川健二)