『龍が如く』の小指詰め描写には重大な間違いが…? 指摘に反響
反社会的勢力に詳しいVTuber懲役太郎が『龍が如く』を解説。専門的すぎる解説が話題に。
■指詰めは包丁ではなくノミと金槌
その後、ゲームは主人公がケジメをつけるシーンに。若頭が「道具」を持ってこさせると「我々で言う道具は拳銃のこと」「包丁ですよこれは」と言及。
さらに「指を落とすときは包丁は使わない」と明かし、「ノミと金槌で一気に落とす」と続ける。懲役太郎いわく、包丁ではパワーが足りず、小指を切断することが難しいようだ。
またさらに、そもそも指を詰めるための道具は事務所にはないとも語る。もしそういうグッズが事務所にあると、その事務所は「ケジメをつけるのが前提の事務所」となり、また責任の所在を親分が問われる可能性もあるそうだ。
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■詳細すぎる解説に絶賛集まる
その他にも「指詰めのときの包丁の向きが逆」「親分に向かってお疲れ様ですと言うとき、膝を曲げることは実際にはあまりない」など、実体験に基づいたリアルな指摘を加えていった懲役太郎。
どれもが非常に納得感のある説明であり、コメント欄でも「水を得た魚で草。もはや民俗学、文化学の域で謎の知的満足感味わえますわ」「このシリーズめちゃくちゃおもろい」「いつか極道専門家でテレビに出そう」など称賛の声が集まっている。
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■フィクションとして楽しもう
もっとも、ゲームを盛り上げるうえで、自分の家でひとりでノミと金槌を持って……というのは正直不格好。また、膝を曲げてお疲れ様と言うのも、この手の映画で見られる定番の演出だ。完成度を高めるために、あえてフィクションとして取り入れた部分も多いだろう。
プレイヤーとしては、そのことを理解したうえで、懲役太郎動画を観るのが一番いい楽しみ方ではないか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)