埼玉県議、お茶出し専従の「給料」に驚き 廃止された背景には…
埼玉県議会で、「お茶出し専従」の臨時職員が存在していた問題。議員たちからも様々な意見がでていたようで…
■廃止に至った背景は…
この制度が廃止された背景について、埼玉県議会議員・小島信昭団長は番組の取材に対し、「お茶出し職員の給料は税金で賄われており、経費削減」というのが、大きな理由だったとコメント。
また、議員たちからも「女性をお茶出しで雇う時代ではない」という指摘もあった他、長丁場となる審議会において、お茶では喉が乾いてしまい「自分の好きなものを飲みたい」といった声も出ていたという。
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■職員の生活を考え廃止してこなかった
これまで、長年に渡ってこうした慣例を廃止してこなかった事情については、臨時雇用する職員たちの生活を考えた場合に、なかなか廃止に踏み込むことができなかったのだそう。
しかし、このほど職員らに聞き取り調査を実施した結果、廃止されても生活に問題はないとの確認が取れたため、廃止が決定したそうだ。
「女性蔑視」などという声も上がるこの問題だが、一方で「雑務に給料が出る仕事がなくなってしまった」という意見もあがっている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)