仮面ライダーがバイクに乗るのはワルを目指したから? 意外な秘密をチコちゃんが解説
『チコちゃんに叱られる』で仮面ライダーがなぜバイクに乗るか解説。そこには意外な理由が…
22日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「仮面ライダーがバイクに乗っているのはなぜ」が話題となっている。
1971年に放映されてから愛され続けた仮面ライダーだが、なぜ「ライダー」になったのか秘密を知っているという人も少なかったのではないだろうか。
■「ちょいワルに見せたかったから」
チコちゃんの気になる回答は、「ちょいワルに見せたかったから」という。ちょいワルに見せたかったのは仮面ライダーのコンセプトが影響しているようだ。
石ノ森先生が仮面ライダーで目指したかったのは「心に影を持ったヒーロー」だった。ただただキレイな正義の味方ではなく、毒も持つヒーローを作る際に世間のいいイメージに逆行したものを組み合わせたかったという。
影の表現にバイクを使ったのは、当時の社会情勢が大きく影響している。仮面ライダーの企画当時、世間では「カミナリ族」と呼ばれるバイクに乗る若者たちが社会問題となっていた。
そんなカミナリ族の影響で、バイクに対しアウトローなイメージがついていたことから、バイクを採用したと解説した。
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■1号のモデルはバッタ
続けて番組では、仮面ライダーがどうしてあのようなデザインになったかを紹介。ちょいワルを目指した仮面ライダーのデザインは、ガイコツをモデルにしたものなどがあったが、見るからに恐ろしいものも多く、周囲の反発によって却下されたという。
そんな中、石ノ森先生がバッタをモデルにした仮面ライダー1号のようなイラストを作成。当時、5歳だった石ノ森先生の息子が気に入った。「子供に怖がられる」という懸念が解消されたということで、バッタがモデルのデザインに決定したようだ。
また、ベルトの風車に風を受けて変身するというのは、バイクに乗ってすごいスピードが出ているという表現をしているものだと解説した。
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■2割が「変身したい」
しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,880名を対象に調査したところ、全体の17.9%が「ヒーローに変身してみたい」と回答した。
やはりすべての世代で圧倒的に男性が女性を上回り、10代男性では26.9%に及んでいる。
「ちょいワル」を目指した仮面ライダーは約50年が経った今でも人気を博し続けている。他局の番組まで解説に驚いた人も多いのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)