EXIT兼近、ライブDVD激安価格の裏側 吉本と「ちょっともめた」
EXITの兼近大樹が22日放送の『おかべろ』に出演。DVDの発売をめぐり吉本興業と「ちょっともめた」ことを明かした。
お笑いコンビEXITの兼近大樹が22日放送の『おかべろ』(関西テレビ)に出演。コンビのライブDVD発売をめぐり、所属事務所の吉本興業と「ちょっともめた」ことを告白した。
■兼近のお笑い論「笑わすために芸人やってる」
結成4カ月でヨシモ∞ホールで初単独を果たすと、その約半年後のルミネtheよしもとでのライブでは、チケット即完。昨年のテレビ出演本数は、前年から175本も増え、チャラ男漫才で大ブレイクを果たした。
単独ライブを行う上でのこだわりとして、兼近は「おれらのネタを高める場所じゃない。お客さんを笑わすために芸人やってる」と主張。
さらに、「エレベーターが開いた瞬間からミラーボールが回ってて、曲が爆音で流れてる。ロビーにいる吉本の社員さんにはバニーの衣装を着させた」と客を楽しませるために全力で演出していることを明かした。
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■DVD発売の提案に「嫌です」
常にファンを第一に考えている兼近だが、その思いが強すぎるあまり、吉本興業と「ちょっともめた」ことも。
昨年、会社からDVDの発売を打診されたEXIT。その際に、兼近は「DVDを見るような時代じゃないっていうのがあったんで、嫌ですって。シンプルに、吉本のお金儲けのためにDVD出すならやめます」と断ったという。
「どうやったら出してくれますか?」と押し問答になる中、販売価格を「1,000円にしてください」と提案。「全員に、われわれを見てもらう。すべての人に届くように安い値段で売るなら出します」と思いを込めたところ、OKが出たという。
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■岡村隆史も感嘆
相場よりもかなり安い価格に、ノンスタイルの石田明は「まじで? パッケージは紙袋?」とビックリ。
それでも、売り上げは順調だったようで、2019年12月24日付けのオリコンデイリーランキングで3位だったことが番組で紹介されると、ナイティナインの岡村隆史は「今何千枚って売れたらいい時代やのにね」と後輩の快進撃に感嘆していた。
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(文/しらべぇ編集部・荒井どんぐり)