遠野なぎこ、久しぶりに電車に乗ったら…　「乗客のマスク着用率」に恐怖

女優の遠野なぎこが24日に自身のブログを更新。新型コロナウイルスの感染拡大が問題視されている現在の状況で、感染予防の意識が低い人に対する怒りをつづった。

■マスクをしていない乗客に驚き

この日、久しぶりに電車に乗ったという遠野。想像では9割くらいの人がマスクをしていると思っていたが、実際には5割強だったとのこと。

「手すりだったりをティッシュやハンカチで掴んだりする人も皆無。掴んだ後に除菌する人も全く見かけなかった」とつづり、隣にいた人がマスク無しでくしゃみをした瞬間、失礼だとは思いつつもその場を離れたという。

もともと潔癖気味を自覚している遠野だが、新型コロナウイルスに関するニュースが連日報道されているにもかかわらず人々の感染予防の意識が低いことに「アレ？　思ってたより皆んなそんなに気をつけてないの！？」と驚き、「そんな状況を目の当たりにして怖くなっちゃったんだよね」とつづる。

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■「自分だけの問題じゃない」

また、イベントなど大勢の人が集まる場所に出かけることについて、「そういう場に大人の都合で子供まで連れて行って笑顔で話している光景なんかを目の当たりにしちゃうとね…申し訳ないけど私には自分勝手な行動にしか思えなくて。お子さんの心配はもちろんのこと、笑っている大人が感染して周りに知らない内に広げてしまう可能性もある訳で…本当に信じられない。やっぱり、他人事だとしか思っていないんだろうな」とコメント。

「私は仕事以外最低限の外出を心がけて除菌等自分なりに十分気をつけていきたいと思います」とし、徹底的に予防していくことを宣言。「決して、自分だけの問題じゃないのだから」と締めた。

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■常にマスクを着用している人は…

電車の乗客がマスクを着用していないことに驚いた遠野だが、外出するときにマスクをしている人はどれほどいるのだろうか。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,357名に「マスクの着用」について調査したところ、「常にマスクを着用している」と回答したのは約2割ほど。全年代で女性の割合が高いが、それでも2割台という結果になっている。

新型コロナウイルスに対して過剰に怯える必要はない。しかし、遠野が言うように「自分だけの問題じゃない」とできる範囲の感染予防に努めるのは大切なことだろう。

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（文／しらべぇ編集部・二宮 新一）