JRによる痴漢防止対策の実証実験が話題 「車内通報は抑止力にも」
痴漢対策の切り札となるのか!? JR東日本の実証実験が話題に。
■痴漢が多いとされる埼京線で実施
車内放送の内容は、いくつかのパターンがある。「車内のお客さまより迷惑行為の連絡がありました」 「〇号車のお客さまより、痴漢の通報がありました」などで、実証実験中は事前に試験であることを告知するという。
期間は、第1ステップが2月下旬~3月中旬(土休日は除く)の午前7:00ごろ~午前10:00ごろまで。痴漢が多いといわれている、埼京線車内(大宮駅~新宿駅)間で実施する。
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■検証作業も実施予定
第1ステップの結果を踏まえて、 2020年6月以降、第2ステップを埼京線車内で実施予定。お客様アンケートやモニターアンケートを通じて、検証作業も行うという。
JR東日本は、社会的な課題の一つである痴漢問題の解決に向けて、国立情報学研究所の新井紀子教授などからの意見も得て、この実証実験を実施するに至ったとしている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)