タモリ、忍者の里・伊賀を訪問 360万年前までさかのぼる意外なルーツとは
『ブラタモリ』(NHK)で、タモリが忍者の里・三重県伊賀市を訪れた。
29日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリ一行が三重県伊賀市を訪ねた。
伊賀市は滋賀県の甲賀市と並ぶ日本を代表する忍者の里だ。今回は「なぜ伊賀市は忍者の里になったのか」に迫り、忍者の里が形成されるルーツを辿った。
■複雑に入り組んだ地形の秘密
伊賀市の複雑な地形は何故生まれたのかを探るため、タモリ一行は川のほとりを訪れた。360万年前は湖だったというこの辺りの場所。手で簡単に割れるほどもろい地層があったため、山を作っても雨が降るとどんどん削られてしまっていたという。
そのため、高くなった所に雨が流れていき谷を作ったことで、複雑に入り組んだ地形が作られた。
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■琵琶湖が移動した謎
また、およそ360万年前には琵琶湖のもととなる湖ができ、ここに川から泥や砂が流れ込んだ。なお、このままだと数千年かけて湖が埋まってしまう。
しかし、断層が起きたおかげで湖は埋まらずに移動。断層ができると地盤がずれ、低くなった方に水が流れ込むという仕組みだ。さらに新しい断層ができると水が移動し、これが何度も繰り返された結果、今の場所まで琵琶湖が移動した。
それを聞いたタモリは「忍者もやっぱり断層で生まれているんだ」と、忍者の里の形成のルーツに感心し、「断層だよ、忍者は!」という名言も飛び出した。
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■忍者の里が生まれたルーツに感心
視聴者からは「忍者は断層から、そうなんですね」「名言すぎる!」と、タモリの名言に感激する声が上がっている。
また、「忍者は断層から なるほど面白い」「忍者も断層があったから生まれたんだ」と、忍者の里が生まれたルーツに感心する視聴者も続出した。
断層のおかげで忍者の里が生まれたことが明らかになった今回。琵琶湖が移動した謎が解明されたのも含め、視聴者は忍者よりも「忍者の里」に興味を持ったに違いない。
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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子)