新型コロナ、ファミレスにも影響… 『ココス』の発表に利用客がショック
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、株式会社ゼンショーホールディングスは「ココス」「ビッグボーイ」の営業の一部変更を発表。朝食バイキングファンから悲しみの声があがった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、株式会社ゼンショーホールディングスはレストランチェーン「ココス」「ビッグボーイ」の営業の一部変更を発表した。
■朝食バイキングが一時休止
「ココス」では4日から一部店舗で実施している朝食バイキングを一時休止し、営業開始時間を午前10時に変更する。
「ビッグボーイ」「ヴィクトリアステーション」では5日より「サラダバー」の販売を一時停止し、単品サラダを別途販売するようだ。
また、いずれの店舗も、従業員が無理なく働けるよう商品を限定しての販売や営業時間の短縮・休業を実施するという。具体的な内容は店頭で告知するようだ。
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■利用客から悲しみの声
自分で温められるクロワッサンや、和惣菜も充実しているココスの朝食バイキング。今回の一時休止を受け、ショックを受けたというファンも多いのではないだろうか。
よく利用するという30代の男性会社員は「ビジネスホテルを圧倒する品ぞろえと味、価格だけでなく、少し遅めの時間でも入店できることから出張族をはじめとしたビジネスマンの桃源郷のような存在でした」と話す。
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■対策は仕方のないことだが…
「すき家」や「はま寿司」など、さまざまな外食チェーンが新型コロナウイルス対策を講じている。事態を考えれば仕方のない判断かもしれないが、普段から店を利用する消費者にとって痛手であることは事実。
ココスをはじめ、さまざまな外食チェーンを利用しているさきほどの男性は「どこまでサラリーマンをいじめれば気が済むのでしょうか。新型コロナウイルスが許せません…」と怒りをにじませた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)