ミルクボーイに聞いた関西のイチオシ芸人 「ホンマにすごい」「人気はない」
『タグローbyよしログ』3月期のMCを務めるミルクボーイにインタビューを実施した。
■NGKのトリを目指す夢がある
―――ミルクさんが収録の合間にこじるりさんとお話されている中で、「一生大阪にいる」と聞こえてきました。今の段階では、東京進出はあまり考えられていないんですか?
内海「拠点は大阪でも、吉本は全国に劇場があるんで。お仕事で呼んでもらえたら、東京にも行けますし」
―――霜降り明星のおふたりが優勝されてから比較的早く東京進出されたので、ミルクさんも東京進出されるのかなと思ってました。
内海「霜降りはテレビにめっちゃ向いてますからね」
―――ミルクさんもですよ! 番組の中でこじるりさんもおっしゃっていましたが、ミルクさんは平場のトークも面白い。
内海「ホンマですか!?」
駒場「今回は、こじるりさんがカンペ出してくれてましたからね(笑)」
―――ホンマにそうやったら、こじるりさんすごすぎて怖いです(笑)。
内海「僕らの原点は漫才なんで。漫才やりたくて芸人になってるし、大阪にずっといて漫才するタイプの芸人やなって、『M−1』関係なしにずっと言うてたんですよ。
上方漫才大賞とか関西の大きな賞も獲りたいですし、なんばグランド花月には師匠方が毎日、舞台に立たれてはる。恐れ多いんですけど、NGKのトリを目指したいという夢があるので、拠点は大阪でやらせてもらえたらなって思います」
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■「これもこじるりさんのおかげ」
―――ミルクさん主催のライブ『漫才ブーム』を一緒にやられてる金属バットさんも、NGKに立つことを意識してると伺いました。
駒場「そうですね。金属バット、デルマパンゲ、ツートライブと僕ら、『漫才ブーム』に出てる4組は漫才が好きなんで」
―――テレビのお仕事が増えて、なかなかネタ作りや稽古に時間が作れないとか。内海さんはよく、ブログで悔しい思いもにじませておられるのが印象的で。
内海「3月から、僕ら主催のライブを全国の劇場でできることになったので、そこに面白いと思う後輩を呼ぼうと思ってまして。
そこで、『M−1』獲ってから成長してなかったら、観にきてくれるお客さんもガッカリすると思うんです。だから、ホンマに漫才を頑張らんとダメなんです」
―――今回の番組でも、こじるりさんのために作った漫才を披露されていましたし、テレビに出るたびにネタを考えないといけないので大変ですよね。
駒場「こじるりさんのネタ、失敗してしまったんですよ。到着してすぐ、着替えてメイクして収録が始まったので、ネタ合わせができなくて。僕ら普段から、ネタ合わせめっちゃするんです。それがなかったんでミスりました」
内海「こういうことが多くなってくると見込んで、やっぱり普段から、事前にもっとネタ合わせしとかんとダメやなと思いました。これも、こじるりさんのおかげですね」
―――結局はこじるりさんのすごさにたどり着くんですね(笑)!
駒場「いやあ、ホンマにこじるりさんのおかげです(笑)」