ミルクボーイに聞いた関西のイチオシ芸人 「ホンマにすごい」「人気はない」
『タグローbyよしログ』3月期のMCを務めるミルクボーイにインタビューを実施した。
■無駄なことは一つもない
―――番組の中では、駒場さんがこじるりさんに筋トレのアドバイスするコーナーもあって、『やすとものどこいこ!?』(テレビ大阪)を思い出しました。
駒場「ありがとうございます! 『どこいこ』に出てるときは毎週ずっと、番組で紹介するトレーニングを考えてました。だから、ソファやイスを使って簡単にできる初歩的なものから、中級、上級と、すぐにできるものが何個かあります」
内海「これまでにやらせてもらった仕事が今につながってます。僕もけん玉が好きやったことがきっかけで、紅白に出られたり」
駒場「いろいろ回り道かなと思うことでも、こうして最終的につながってくる。無駄なことは一つもないなと思います」
―――内海さんが出られていた『うまんちゅ』(関西テレビ)の競馬ロケも、すぐ次に繋がりそうです。
内海「『M−1』に出る前からずっと競馬をやめてて、まだテレビでしか解禁してないんです。忙しくて時間がないっていうのもあるし、お金持っていかれるのも怖いので、今は『テレビでだけ』って感じですかね」
―――駒場さんも忙しくて、今はなかなかジムにも行けないですよね?
駒場「今日の朝から行けました! 1月は確かにスケジュール的にどうしても無理でしたけど、もう『M-1』から2ヶ月経ったんで。ジムは24時間空いてるし、『行けない』は言い訳。通用しません。1時間でも睡眠時間を削ればいいことなんです」
内海「なんやねん、それ! 無理したらあかんって、ホンマに」
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■ミルクボーイが推す芸人は…
―――では最後に、番組の中で、面白い後輩にデルマパンゲさんの名前をあげていらっしゃいましたが、ミルクさんオススメの面白い芸人さんを他にあげるとすれば誰ですか?
内海「関西は、僕らの『M−1』優勝に感化されてくれてる芸人もけっこういるんですが、今一番に思いついたのはマイスイートメモリーズですかね」
駒場「ひとりが僕らと同期、もうひとりが後輩のコンビです」
内海「コントしてるんですけど、ホンマに人気ないんですよ! ハゲててハット被っとるし」
駒場「相方も変な顔でモジャモジャのパーマみたいなやつでね」
内海「ホンマに一切、女性人気がないし、単独ライブも全くお客さんが入らへんって言ってたんですけど、アインシュタインとかも出てる劇場のバトルライブでこの前、1位になったんですよ!」
駒場「1部、2部、って何個かのブロックに分かれてる中の1位でね。総合でも3位とかやったんちゃうかな」
内海「ファンの投票もあるんで、人気のあるなしも影響してくるバトルライブなんですけど、そこで上位に組み込むっていうのはホンマにすごいことで。こんなことはなかなかないよね?」
駒場「ホンマにすごいです。人気のなかった僕らが『M−1』の決勝に行くって決まったときでも、4位とかやったんで」
内海「僕らが『M−1』獲ったときに、マイスイートメモリーズから『もう1回ちゃんと頑張ってみるわ、ありがとう』ってメッセージをもらって。それからのバトルライブ1位なんで、嬉しかったです」
■「僕らはそのライブで11位でした」
―――そのときのネタは見られましたか?
駒場「僕らの1個前の出番やったんですよ。めっちゃウケてました!」
内海「出番前はすごい何回もネタ合わせしてました」
駒場「稽古してる感じが『気合入ってるんやろなあ』って伝わってくるくらいの熱量で」
内海「ちなみに、僕らはそのライブで11位でした」
―――あら(笑)
内海「でも、それが逆に嬉しかったです。お客さんがそのときのネタを見て、ちゃんと評価してくれてるんやなって」
―――駒場さんも相違なしでマイスイートメモリーズ?
駒場「そうですね。オモロい芸人はいっぱいいるんですけど、やっぱり同期ということもあって、マイスイートメモリーズがそうやって評価されるんは嬉しいですね」
内海「うん。マイスイートメモリーズって書いといてください」
駒場「僕らと同期なんが花谷、相方はトランスフォーム福田ってコンビなんで、チェックしてみてください」
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)