デマの影響で納豆も品薄と話題に 業界団体は「いつも通りの数の購入お願いしたい」
トイレットペーパーのようにデマで、「納豆がスーパーから消えている」は本当か?
新型コロナ拡大感染が、さまざまな業界に深刻な打撃を与える中、今度は納豆がデマの影響で品薄になっているとSNS上で話題になっている。しらべぇ取材班は、それが本当なのか、関係各所から、詳しく話を聞いた。
■納豆がスーパーから消えている
ツイッター上には、「先週末、納豆がスーパーになかった」とし、その理由が「茨城で新型コロナ感染者が出ていないのは、納豆を食べているからというデマの影響らしい」といった内容が投稿させている。
納豆入荷不足の告知と、売り場に納豆がなくなっている写真も掲載されている。いったい何が起きているのか。
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■品薄状態は事実
首都圏に117店舗を展開しているスーパーマーケットのサミットストア広報部は取材に対して、「メーカーに発注しても、8割ほどしか入荷して来ない状態。特にひきわり納豆が不足している」と話す。
また、茨城県内のスーパーでも、「納豆が確かに品薄になっている」と語る。納豆メーカーのだるま納豆(水戸市)は、「注文が増えているが、デマというより、国立がんセンターの研究結果の発表の影響ではないか」と述べた。