ロードサイドで踊る謎のマスクマンが話題に 会社の社長に背景を直撃した
コロナ疲れの世の中に、「人を笑顔にするヒーロー」が所属する企業の想いと夢とは…
世の中、新型コロナ一色となり、巷では、「コロナ不況」や「コロナ疲れ」がささやかれている。そんな中、高知県にある企業の「謎のマスクマン」が話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、その会社の社長から、詳しい話を聞いた。
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■大反響のマスクマンの正体とは…
ツイッター上では、このマスクマンの動画が、17日午前7時現在、234.5万回再生、12.6万いいねが押されている。
「謎のマスクマン」は、高知市に本社があるハウスメーカー、シオミホームイングの社員で、インドネシア人。東京で芸能活動を行っていたこともあり、知る人ぞ知る有名人だという。
焼き肉好きで、塩見社長と高知市内の焼肉店で偶然会い、意気投合し、会社にスカウトされた。昨年6月から、見学会などが開催される度に、近くの交差点そばで踊っている。
真夏は、麦わら帽子をかぶって、冷感スプレーを吹きかけながら、踊り続けていたという。「見かけた人々が、『キャー』と声を出しながら、笑顔で手を振っていくことが、嬉しい」と社長は話す。
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■社長自身の実体験をもとに
この企業の理念と使命が、「社会貢献」。困っている人を家を通して、支援したいという想いが社長にあり、月々3万円で建てられる「シングルマザーのための家」に力を入れている。
塩見社長自身が、母子家庭で育ったこともあり、シングルマザーの苦労は、身にしみて分かると語る。子育て中に、賃貸アパートなどで、子供が走り回っていると、近隣から「うるさい」という苦情が来るという話もよく聞くという。
しかし、一軒家であれば、子供たちが室内で元気に遊ぶことが出来て、ペットも飼うことも可能。こういったことも、情操教育という面からも必要と社長は語る。
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■社長の想いと夢
安い土地に、安く家を建てているが、1軒あたりの利益率は、他の工務店の2倍だという。もともと社長はおもしろいことが大好き。違った角度から、物事を見ることで、色々な発想が湧いてくるとのこと。
社長の想いに共感した、社員、そして、協力業者が集まり、常に笑顔が絶えないという。最後に、「人の心が理解出来る、そして人の心に寄り添える社員を多く育てて、全国展開していきたい」と、社長の夢を語った。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)