コロナ関連で医師の投稿が炎上 「火葬場がいつもの2割増しくらい忙しい」は本当か検証した
「火葬場が2割増しくらいで忙しい」といった内容を投稿した医師が炎上。真実はいかに…
■北海道や名古屋も同じ状況
小樽市葬祭場の3月1日から同月18日までの件数が、90件。昨年同時期は、77件。里塚斎場(札幌市)は、今年同時期599件、昨年同時期590件。名古屋市立八事斎場が、今年同時期866件、昨年同時期816件となっている。
八事斎場の担当者は、「件数については、ほぼ例年並み」と述べた。
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■増加傾向は高齢化が原因
最後に、大阪市環境局は、「市内公営の火葬場の2018年度の火葬件数は、3万4,267件。10年前の2008年度は、2万8,753件で年々増加傾向であることは、間違いない」と回答。
その上で、「この要因は、高齢化が進んでいることによるもの。新型コロナの影響で火葬場が忙しいということはまずあり得ない」と語った。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)