「無断駐車歓迎」 心やさしき店長がこの試みを始めた理由とは
群馬県の飲食店のオーナーは、過去に駐車をめぐり不快な気分に陥ったことから、「無断駐車歓迎」と掲げた看板を設置している。
■実際に混むことも
12台ほどの駐車スペースがある同店の駐車場は、年に2回ほど混むことがあるという。いずれも店から少し歩いた場所で、枝垂れ桜が咲き誇る春と、花火が打ち上がる夏だ。
ツイッター上で拡散されていることに、中島店長は頬が緩む。「今回、みなさんに興味を持ってもらえました。この看板を見て、少しでも優しい気持ちになってくれたら幸いです」。
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■称賛の一方、恐縮も
ネット上では、「さすがグンマー心が広い」と絶賛する声があがる一方、「逆に律儀に駐車していいか聞きに行きたくなります」「こう言われると停められない私」とかえって恐縮してしまうという声も見られた。
「無断駐車歓迎」。看板の制作費はもちろん、駐車場の地代や管理にかかる費用などコストはゼロではないだろう。「世の中おもしろくしたい」と笑う中島店長の人柄が、この前代未聞のサービスを生んでいる。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)