平安時代から続く”生きた荘園遺跡”での「領主募集」が話題に その特典の中身とは

大分県豊後高田市の千年以上歴史がある荘園風景が話題に。「荘園領主募集」の中身とは…

2020/04/01 13:00



■歴史遺産を後世に伝えるために

この田染荘を、後世へ伝えるため、景観保全への賛助、農村と都市との交流促進による相互の活動の活性化をめざし、荘園領主(水田オーナー)制度に取り組んでいる。

コンバインなどを入れにくい地域で、手間がかかる水田のため、「米が売れる仕組みづくり」を構築することで、耕作者の意欲を向上させる狙いがあるという。


関連記事:東出昌大、共演者キラーだった? 浮気騒動は「2度や3度ではない」

■その特典の中身とは

荘園領主の年会費は、一口3万3千円で、特典として、減農薬栽培で自然の恵みをたっぷり受けて育てた自慢の「荘園米」50kgが届く。ほかにも、地区にある、ほたるの館内の「荘園領主芳名板」に、1年間芳名が掲示される。

豊後高田市
(写真提供:豊後高田市)

また、田染荘で開催する交流行事「御田植祭(6月)」や「収穫祭(10月)」にも招待され、さらに、この地区が「心のふるさと」になるよう、地域住民がまごころでお付き合いするといった企画が用意されている。

市の担当者は、「ぜひ荘園領主になって頂き、市を訪れて街の良さを満喫して頂きたい」と話す。市は、こういった企画を通して、街に多くの人を呼び込み、将来的には、この街に定住してもらうことを目指している。

・合わせて読みたい→倖田來未、店の服はハンガーごと 仰天行動にスタジオ驚愕

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

大分県平安時代
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング