宮崎のホテルにコロナ感染者が症状を隠して宿泊 ホテル側は「損害賠償を検討中」
新型コロナ感染を隠して宿泊した男性のせいで、ホテルは大きな損害を被る結果に…
■すでに2次被害が発生
支配人は、子供3人がいるため、万が一のことを考えて、休業期間は自宅に戻らずに、ホテルに宿泊するという。そんな中、8日には、ホテルを撮影するやじ馬も多数訪れる事態に。
ホテル従業員の家族も、勤務先から自宅待機を命じられているという。また、感染した男性と同時期の宿泊者から、「会社から休業するように言われたので、その分の補償をしてほしい」との要望も寄せられた。
それを断ると、今度は、「感染者の氏名・住所を教えてくれ」と申し出があったがもちろん断り、「そのような件は保健所に連絡してほしい」と伝えたとのこと。
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■今後についての不安も吐露
「今後は、ホテルの従業員の休業期間中の給与補償、従業員の健康被害の心配、そして風評被害といった幾重の苦しみが待っている」とこぼす。38人いる従業員は、自分が感染しているのではという恐怖と戦いながら、自宅待機をしている現状だ。
支配人は、「一人の確信犯的行動が多くの方の被害につながっている。もちろん、感染した男性に対する損害賠償の法的措置を検討することになる」と語る。
最後に、「こんな苦しい中でも応援のメールやメッセージを多くの方から頂き、大変感謝している」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)