GACKT、日本の新型コロナ対策に苦言連発 「狂っている」「危機感が足りない」
『直撃! シンソウ坂上』でGACKTが新型コロナウイルスに関して持論を展開して…
蔓延し続ける新型コロナウイルス。9日の段階で日本だけで感染者5,300名超、100名以上が亡くなっている。
9日放送『直撃! シンソウ坂上』(フジテレビ系)では、先月18日から都市封鎖・ロックダウン中のマレーシア・クアラルンプールに滞在するGACKTが出演。新型コロナに関する日本の対応の遅れを嘆いた。
◼日本は狂っている
連日のように新型コロナの感染者数が増加するなか、ついに東京など7都道府県を対象に緊急事態宣言が発令された。
対してアジアで最初にロックダウンとなったのがクアラルンプール。日本の友人から「そっち大丈夫?」と連絡があったというGACKTだが、日本の現状に対して「日本のほうがよっぽど危ない。危機感足りないのはそっち。世界から見るとスゴく遅い、手遅れになる」と苦言を呈する。
「言葉を選ばずに言えば、(日本は)狂っている」とGACKTは熱弁。「このままいけば他国のような、抑えの効かない状態になる」「統治の仕方に問題がある」と持論を展開した。
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◼危機感の欠如を指摘
GACKTは自身の判断で全国ツアーを自粛したがそれは新型コロナへの危機感を強烈に感じていたからだと語る。
さらに「中国、イタリア、ニューヨークの進んだ道を、日本があとから追いかけている」と指摘し、これから先、どういった状況になるかは各国の現状を見ればわかると解説。
そのうえで「世界的に見て、個々の危機感が足りない」と、遅すぎた緊急事態宣言の発令や「自分は大丈夫」と勝手に判断する日本人の甘さへの警告を続けた。
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◼視聴者から称賛殺到
海外に拠点を持ち、ロックダウン中のマレーシアにいるGACKTだからこそ、新型コロナの恐ろしさを誰よりも理解しているのだろう。GACKTは「本当に怖い。自分と自分の大切な人を失う可能性がある」と語ったが、その言葉の重みは視聴者にも伝わったようだ。
「こんな状況で人が出歩く日本は他国と比べて遅れている。危機感が低いと思われても仕方ない」「本当取り返しがつかない事になる前に一人一人の意識を変えないと」「GACKTの言葉、すごく重みがあった」「より一層、日本はどんだけ危機感ないのか改めて身に染みる」と称賛と共感が殺到していた。
街には人通りが減り、静けさが漂っている。それでも、新型コロナの恐ろしさを考えれば、GACKTの主張通り、さらに「外出禁止を徹底する姿勢」が必要なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)